デートアプリ利用に潜む危険:LGBTQ+コミュニティが直面する現実

デートアプリに潜むリスク

デートアプリは、LGBTQ+コミュニティにとって新しい出会いの場として普及していますが、最近ではその利用に潜む危険が明らかになってきました。

特に、LGBTQ+の人々を狙った犯罪が世界各地で報告されており、慎重な利用が求められています。

キャンベラでの襲撃事件

オーストラリアのキャンベラでは、デートアプリを通じて空き家に誘導され、複数人のグループに襲撃されるという事件が相次いで発生しました。

2024年7月16日、最初の事件で男性が偽のプロフィールを使って誘導され、4人のグループに襲われました。その後、同様の手口で7月20日にも2件の襲撃が発生。

これらの事件は、LGBTQ+コミュニティ内で大きな反響を呼び、警察も厳重な捜査を行っています。

インド・アーメダバードでの強盗・恐喝事件

インドのグジャラート州アーメダバードでは、出会いを求めるゲイなどLGBTQ+コミュニティー向けの出会い系デートアプリ「Grindr」を利用してLGBTQ+の男性が強盗や恐喝の被害に遭う事件が続発しています。

8月には、32歳の男性が4人の男に囲まれ、1万ルピーを要求されました。 被害者は恐怖から声を上げることが難しいとされており、過去にも多くの同様の事件が報告されています。 

インドではLGBTQ+に対する社会的な偏見が根強いため、多くの被害者は警察への通報を躊躇しているのが現状です。

ブリュッセルでの銃撃事件

ベルギーのブリュッセルでも、デートアプリ「Grindr」を通じた出会いが悲劇を招いた事件が発生しました。2023年6月、22歳の男性がGrindrを通じてデートの約束をした際、強盗に襲われ、家族が銃撃される事件に発展。

父親が死亡し、母親とその息子が重傷を負いました。警察は、この事件が反同性愛的な暴力に関連している可能性を調査しています。

また、同地域では6月にも5件の同様の暴力事件が報告されており、被害者たちはデートのつもりで待ち合わせ場所に行き、襲撃されました。

デートアプリの危険性と注意点

デートアプリ「Grindr」は、LGBTQ+の人々にとって匿名性を保てる場所として支持されていますが、偽のプロフィールを簡単に作成できることから、悪意のある人物によって利用されるリスクも高まっています。

多くのユーザーがプライバシーを重視する一方で、その匿名性が危険を招く場合があるのです。最近では、Grindrもブリュッセルの事件を受け、同地域のユーザーに警告通知を発信しました。

デートアプリ利用時の注意

これらの事件は、LGBTQ+の人々がデートアプリを使う際のリスクを強調しています。新たな出会いを楽しむためには、以下のような注意点を守ることが大切です。

  1. 初対面の相手との会う場所に注意する:人が多い公共の場所を選び、絶対に相手の家や知らない場所には行かないことが重要です。
  2. 個人情報の管理:会う前に詳しい個人情報や住所を伝えないようにしましょう。
  3. 異変を感じたらすぐに中止:不自然な要求や行動があれば、すぐに会う計画を中止し、アプリ内で報告することが大切です。

LGBTQ+コミュニティが安全にデートアプリを利用できる環境を作るためには、個人の警戒心だけでなく、社会全体での理解やサポートが欠かせません。

デートアプリを利用する際には、リスクを認識し、慎重な対応を心がけましょう。

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