今日は、夏休みを利用してニューヨークから遊びに来た元同僚家族(子供3人)と子供の遊び場も併設されている
ビアガーデンで会いました。
長女(22歳)、18歳、14歳の妹たちはみんなニューヨーク生まれで、NY育ちです。
長女さんはとてもきれいな、女性で、長いジェルネイルをしていたのですが、その手でスマホを器用に操作し、友人たちにメールを打っていました。
彼女と話しているうちに、何気なく「彼氏はいるの?」と聞いてみると・・
彼女は「彼氏はいないけど、彼女はいるの」と答えました。
自分の思い込みに気づく
「おお、彼女はレズビアンなんだ!」とすぐにわかったのですが、自分が「女の子の相手は男性」と無意識に思い込んでいたことに気づいて、自分自身にがっかりしました。
アクア・マーストにはLGBTQサロンがあり、私自身にもゲイの友達が数人いるのですが、女性の思い人=男性と思いストレートに質問している自分が、LGBTQの問題について本当に理解しているのか? と不安になりました。
彼女の姿勢に学びたい
明日は、同性愛者差別の撤廃を訴えるクリストファー・ストリート・デーのパレードがあります。 昨年は参加したけれど、今回は彼らと過ごすため参加する予定はありません。
長女さんはアメリカでのプライド・パレードには出来る範囲で、なるべく参加するようにしているそうです。
彼女は、私が「彼氏はいるの?」と聞いたとき、レズビアンであることを隠さずにちゃんと答えてくれました。
真摯に答えず、「彼氏はいないの~」と簡単に私の質問を受け流すことだってできたはずです。
ですが、堂々と答えてくれた彼女の姿勢に感心しましたし、少し羨ましくも思いました。
なぜなら日本やドイツ(同性婚は認められていますが)では、まだ堂々と自分のセクシュアリティを公言できる人は少ないからです。
本当に反省しました
同僚に聞いたところ、長女さんは素敵なパートナーと幸せな時間を過ごしているとのことで、同僚も彼女の親として、素直に喜んでいるそうです。 彼女が幸せであるのなら、相手の性別などは全く気にしないとのことでした。
自分が「女性の恋人は男性だろう」と無意識に思い込んで質問してしまったことに対して、自分の中にまだステレオタイプの自分いることに改めて気づかされました。 と同時に、自分の事が少し恥ずかしくなりました。
これからは、性別に関係なく「誰か素敵なパートナーはいるの?」と聞くように心がけるつもりです。
今日は改めてLGBTQ+もっと理解し、尊重し合うように心がけたいと実感しました。
ちなみに、野球選手の大谷翔平さんは知っているそうですが、ニューヨーク在住の大好きなコメディアン、渡辺直美さんのことは知らなかったようです。(うう、残念)
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