手をつないで歩くゲイカップルの後ろを歩いて感じた事

手を繋ぐ同性カップル

日常に溶け込む多様な人々

地元のスーパーで買い物をした帰り道、ふと前を見ると、ゲイカップルのお二人が手をつないで歩いていました。

私が住む街はゲイの人々が多く住むことで知られるエリアがありますが、特にそのエリアでなくても、同性カップルやトランスジェンダーの方々を日常的に見かけます。

いろいろな人がいるのが「普通」と感じられる環境です。もちろん、薬物中毒の方やホームレスも同じように見かけますが、それがこの街の日常の一部となっており、誰もが特別な目で見ることはありません。

ドイツでは同性婚が認められていることもあり、同性カップルを見かけることは驚くことではありません。街中で手をつないだり、キスをしているカップルも日常的に見られ、その光景に違和感を覚えることも私にはありません。

日本とドイツの違いを感じた瞬間

私がその日見かけたカップルは、身長180センチ以上ある白人男性二人。年齢は35歳以上に見え、若者ではありませんでした。  二人は楽しそうに会話をしながら仲良く手をつないで歩いていました。

私がその二人をじっと見てしまった理由は、日本ではこのような光景をほとんど見かけない。 それがあまりにも残念に思えたからなのです。

彼らが自然に手をつなぎ、幸せそうに歩いている姿を見て、「日本でもこんな風景が当たり前になればいいのに」と強く思いました。 たとえ同性カップルが存在していても、日本では公然と手を繋いで歩いたりすることが難しいのが現状です。

同性婚は合法です・・それでも・・

ドイツでは同性婚が認められていますが、ゲイの友人によると、それでもカミングアウトすることに悩む人は多くいるそうです。 また、カミングアウトができないために、本来の自分を隠し、異性と結婚する人も少なくないとのことです。

表面的には進歩しているように見える社会でも、個人が抱える葛藤や苦悩は変わらず存在するのです。

日本でも同じような状況があるのではないでしょうか。 特に社会的なプレッシャーや家族の期待から、異性と結婚しなければならないと感じる人は多いかもしれません。 自分らしく生きるのが難しいというのが現状ではないでしょうか?

ヨーロッパでは、75歳以上と思える老齢の同性カップルが手をつないで歩いていたり、スーパーで一緒に買い物をしている姿に出会うことがよくあります。その光景は非常に微笑ましく、長年の信頼と愛情を感じさせます。こうした年齢を超えたカップルの姿は、同性・異性を問わず、愛の形が多様であることを実感させます。

一方で、日本では中年や高齢のカップルが手をつないで歩いている姿を見ることはほとんどありません。同性カップルであればなおさらです。カップル文化が根付いているヨーロッパでは、年齢を重ねたカップルが公然と愛情を示すことはごく自然なことです。

です日本では残念ながら中年カップルが手を繋いで歩いていたら、「恥ずかしい」や「みっともない」と感じる方もまだまだ多いのではないでしょうか・

安心感と幸福感、コミュニケーションの大切さ

手をつなぐことは、単に物理的な接触にとどまらず、安心感や幸福感を得る重要なコミュニケーションの一つです。
手をつなぐことで相手とのつながりを感じ、互いの存在を確認することができます。 
このシンプルな行為が、周囲の目を気にせずにできることは、とても大切な自由だと感じます。

私が見たドイツのカップルは、そうした自由を享受しているように見えました。 日本でも、誰もが好きな人と自由に手をつなぎ、周りの目を気にすることなく自分の愛を表現できる社会になってほしいと、切に願っています。

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