3月31日は国際トランスジェンダーの日

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トランスジェンダーの日って何?

3月31日は、国際トランスジェンダーの日(International Transgender Day of Visibility)を記念する日です。
(日本語では、国際トランスジェンダー可視化の日とも言われています。)

この日はトランスジェンダー(生まれた時の性別とは異なる性を生きている人)の人々が自分たちの存在を社会に発信し、トランスジェンダーの人々が直面する差別や偏見に対する意識を高め、彼らの権利や、直面している差別の現状の認知度を高めるための記念日です。

この日は、世界中各国のトランスジェンダーのコミュニティが、トランスジェンダーの権利、認識のため、社会全体に向けて様々なイベントや集会を行いトランスジェンダーの人々の存在と課題を広めるためのキャンペーンや啓発活動を行います。

私の住む街でも、大規模なイベントが行われていました。 ただしイースターホリデー中ということもあり、イースター関連のイベントが目立ち、ニュースなどではそちらの方ばかりが取材されていた印象です。

アメリカからは、残念なニュースが・・
 
AFP通信の記事によると、今年のイースター(復活祭)は31日で、「可視化の日」と重なっていました。
アメリカ大統領バイデン氏が29日に3月31日を「可視化の日」と正式に宣言したのを受け、トランプ氏らは、これを一斉に批判。 「バイデン氏がキリスト教を冒瀆(ぼうとく)」と非難したそうです。

東京ではトランスマーチが開催

日本でも、東京トランスマーチが開催され、趣旨に賛同される人々がトランスフラッグをかかげ、新宿の街を歩きました。

また、東京・渋谷駅前でも当事者団体トランスジェンダージャパンのメンバーの方々が、東京・渋谷駅前で差別的言説に対する理解を呼びかけ、「あなたの身近には当事者がいる。 一緒に声を上げて欲しい」とアピールしたそうです。

周囲の無理解や差別的な言動で胸を痛めている方が多くいる現状を私たちはもっと知るべきです。

国際トランスジェンダーの日は、トラスジェンダーの人々が自らのアイデンティティを認められ、尊重される世界を目指す一環として、毎年記念されています。

この日を通じて、トランスジェンダーの人々に対する偏見や差別を減らし、包括的な社会の実現に向けて前進することが重要なのではないでしょうか?

トランスジェンダーの人々は、私たちの社会の一部。  
人は誰でも、みな幸せになる権利があります。 

彼らの声と存在はもっと尊重されるべきだと思います。

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